モラルハラスメントの原因と治療法

私は、この「モラルハラスメント」の被害者で、うつ病になるまで、その言葉を知りませんでした。
うつ病になり、数ヶ月間、会社を休職することになりました。
はじめは、「パワーハラスメント」だと思っていました。
しかし、周囲の人に、「パワーハラスメント」と訴えても、全く理解してもらえませんでした。
うつ病になって休職し、静養しながら、いろいろ調べていくうちに、「モラルハラスメント」を知りました。
「モラルハラスメント」は、「パワーハラスメント」よりも強力で、精神をぶち壊しかねない、非常に怖いものです。
「パワーハラスメント」は、周囲の人から見ても明らかな嫌がらせなので、よくわかりますが、「モラルハラスメント」は、周囲の人には全く理解できません。
敏感な人であれば気づくと思いますが、普通の人には、普通の出来事に写ることが、「パワーハラスメント」との大きな違いです。
私も、何で、私だけがつまはじきにされるのか、理解できませんでした。
「私のことを嫌いなんだろう」、と勝手に思い込もうとしていましたが、正常な人間であれば、限度がわかると思うのですが、その限度がありません。
執拗なまでに、精神的に追い込んでいきます。
正常な人間であれば、「ここまでするか」、「情けがないのか」というレベルです。
その理由が、この本に詳しく書かれています。
『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』
『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』
著者は、フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌ氏によると、「モラルハラスメント」は、言葉や態度によって行われる精神的な暴力であり、場合によっては、肉体的な暴力異常に人を傷つけるもので、犯罪であると述べています。
ちなみに、「モラルハラスメント」の加害者の特徴は、自己愛的な変質者で、一見、周囲からは、できる人間と見られていますが、内面には大きなコンプレックスをかかえていて、それを隠すために、他人を無意識に攻撃する、精神病の一種だそうです。
人は、皆、精神病的な部分をかかえていますが、その中でも、外部に被害を及ぼすのがモラハラタイプだと理解して下さい。
但し、後述しますが、モラハラタイプは、自信のなさそうな人間にしか、攻撃しません。
他にも、いろいろ軽度の精神病があります。
この機会に、いろいろ勉強されることをおススメします。
モラルハラスメントが、うつ病の原因であるとわかるまでの過程
うつ病で療養中、いろいろと自問自答し、うつ病の直接的な原因が、モラルハラスメントであることがわかりました。
その過程で、自分自身についても、深く理解することができました。
私は、以前は、出かける時、何度もドアが閉まっていることを確認しないといけないタイプだったのですが、この原因は、「強迫性障害」であることがわかりました。
強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
一時は、自分は、他人と間関係がうまくいかない「アスペルガー症候群」ではないか、と疑いました。
そして、発達障害支援センターに行って、「アスペルガー症候群」であるか診断してもらいました。
参考)発達障害とは
結果として、「アスペルガー症候群」ではない、との診断結果でした。
この時、初めて、「アスペルガー症候群」というものを知るわけですが、実際に、アスペルガー症候群の患者を支援しているNPO法人にも足を運んで、実際の患者さんともお話をしました。
NPO法人 東京都自閉症協会
大小含めると、たくさんあります。
また、他人と人間関係がうまくいかないのは、「アダルトチルドレン」ではないか、とも疑いました。
「アダルトチルドレン」は、子供の頃のトラウマを引きずったまま、大人になった人のことで、家庭内暴力を受けて育った人が、家庭を持って、家庭内暴力をするのも、これが原因だそうです。
子供の頃の嫌な経験が、心の奥に深く刻みつけられて、このようなことが起こるそうです。
私は、「アダルトチルドレン」の権威である、斉藤学氏のセミナーにも参加しました。
心理カウンセリングのIFF(アイエフエフ)
そして、アダルトチルドレンの自助会である、ACAのミーティングにも参加しました。
そのミーティングでは、自分の悩みをみんなの前で話すことで、自分の心を癒すものなのですが、家庭内暴力の実話を聞くと、何とも言えません。
結局、1回ミーティングに参加して、違うな、と感じました。
結論としては、他人と人間関係がうまくいかないのは、「自分の自信のなさ」が原因でした。
いろいろ調査すると、人間というのは、猿から進化した動物で、本能的に攻撃的なので、自信がない人間には、無意識に攻撃したがる傾向があるようです。
権力を持つ攻撃的なタイプの人間は、その傾向が強く、モラルハラスメントする人が多いようです。
もちろん、全ての人間がそうではありませんが、人間にも、理性的なタイプから動物的なタイプまで、様々いるということです。
内面に大きなコンプレックスをかかえたモラハラタイプの人間は、特に攻撃的である、ということです。
つまり、「自信を持てる人間になれば、他人から攻撃されない」、ということです。
実は、自信のある人間には次の2パターンがあります。
1)努力して結果を出して自信を持っているタイプ
2)何の根拠もなく自信を持っているタイプ
但し、1)のタイプも最初は2)のタイプであったわけです。
『自己評価メソッド―自分とうまくつきあうための心理学』
『他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学』
自分に自信があれば、たくさん行動できるわけで、たくさん行動するから結果が出るわけです。それが、より自信を強く持てるようになります。
また、効率的に結果を出すためには、脳について、いろいろ知っておく必要があります。
NLPという、脳を効率的に使うための心理学があるのですが、これは学んでおいて損はありません。
NLPを学べるスクールは、たくさんありますが、個人として、米カーネギーメロン大学で最先端の人工知能研究を行い、脳について知りつくした苫米地英人氏の著書やセミナーDVDをおススメします。
また、「社会心理学」についても学んでおくと、人間関係をコントロールできるようになります。
人は理性で動くのではなく、感情で動くということがよく理解できます。
ほとんどの人間は、どんなに正しい事でも、嫌いな人間の言う事は受け入れず、逆に、正しくない事でも、好きな人間の言う事は受け入れてしまう、という事なんです。
このように、うつ病で休職中に、いろいろな事も学んで、今では、復職しています。
復職しても、「モラルハラスメント」は続けていますが、
今では、これまでと違って、自分で人生を切り開くぐらいの覚悟で、いろいろな事にチャレンジしています。
それが自分の自信となっているため、「モラルハラスメント」の被害は少なくなってきています。
会社に依存した生き方が、自分の自信のなさを生んでいたように思います。
偶然にも、私は、会社に依存せず生きていける活路を見つけることができました。
興味のある方は、こちらよりお問い合わせ下さいませ。
モラルハラスメントと上手に付き合う方法
モラルハラスメントをする人間は、精神異常者だと思って、まともにかかわらないことです。
彼らは、周囲からちやほやされて、常に自分が一番でないと我慢のならない人が多いようです。
攻撃的で、それを維持するためには、あらゆる手段をとります。
おそらく、彼らの家庭は、うわべだけ上手くいっているように見えて、いつ崩壊してもおかしくない緊張状況だと思います。
いつか自滅するので、あまり真剣に付き合わないことです。
とにかく、自分の人生のことだけを最優先に考えて行動することです。
最後に、これを見た「モラルハラスメント」の被害者の方が、私のように、うつ病にならないことを、切に願います。
参考)うつ病の原因と対策

